五島列島・福江島は、1泊2日でも十分楽しめる島ですが、実は2泊3日あると一気に旅の幅が広がります。
定番の絶景スポットだけでなく、星空ツアーやグラスボートといった「体験」もゆったり組み込めるようになるからです。
この記事では、福江島出身の筆者が実際におすすめできるスポットやお店をもとに、2泊3日でめぐるモデルコースを日程順にご紹介します。
移動時間もふまえて無理のない流れにしているので、初めて福江島を訪れる方はぜひ参考にしてください。
- 福江島(五島列島)を2泊3日でじっくり回るモデルコース
- 1泊2日版との違い(体験系を組み込める余裕がある点)
- 五島出身の筆者が実際におすすめできるグルメ・観光スポット
「1泊2日で回りたい方」は福江島1泊2日モデルコースもあわせてご覧ください。
福江島へのアクセス(1日目午前)
福江島へは、福岡・長崎からフェリーや飛行機でアクセスできます。
福江島は公共交通機関だけでの移動が難しいエリアが多いため、2泊3日でじっくり回るなら特にレンタカーがおすすめです。
理由はこちらの記事で詳しく解説しています。
1日目:鬼岳を昼と夜、二度楽しむ日
鬼岳で草原の絶景を眺める(午前)

福江島に到着したら、まずは島のシンボル的存在である鬼岳へ。芝生に覆われた独特の景観と、島を一望できる眺望が魅力です。詳しくは鬼岳の記事をご覧ください。
鬼岳四季の里で昼食(五島うどん)(昼)
鬼岳観光のあとは、ふもとにある鬼岳四季の里で昼食を。五島うどんを味わいながら、午後に備えてひと休みできます。
五島名物地獄炊きうどん

五島牛肉うどんもおすすめ

高浜海水浴場で夕日を見る(午後〜夕方)

東洋一とも称される美しいビーチ、高浜海水浴場。
泳ぐのはもちろん、夕方に訪れて夕日を眺めるのもおすすめです。詳細は高浜海水浴場の記事へ。
夜はレストラン望月で五島牛(夜)
夕方は、1974年創業の老舗和風レストラン望月へ。
「五島で晩ご飯のおすすめは?」と聞かれたら、地元民が真っ先に名前を挙げるほどの人気店です。
年間600頭ほどしか市場に出回らないといわれる希少な「五島牛」を味わうことができます。
看板メニューの五島牛ステーキは5,000円前後とやや高額ですが、定食や丼もの、お子様ランチなどメニューが豊富なので、予算やメンバーに合わせて選びやすく、家族連れでも楽しめるお店ですよ。
週末や観光シーズンは混雑するため、予約をしておくと安心です。
- 住所:長崎県五島市福江町5-12
- 電話:0959-72-3370
- 営業時間:11:00頃〜14:00頃 / 17:00〜20:00頃(定休日は情報により差があるため、訪問前に要確認)
- 福江港ターミナルから徒歩約14分
鬼岳ナイトツアーで満天の星を体験(夜・20時〜)

夕食のあとは、もう一度鬼岳へ。
昼間とはまったく違う顔を見せる鬼岳で、ナイトツアーの満天の星空を楽しみます。
1泊2日の日程では組み込みにくい体験なので、2泊3日ならではの過ごし方としておすすめです。筆者の体験レポートは鬼岳ナイトツアー体験記をご覧ください。
星空観察は天候・月齢に左右されます。
曇りや雨の場合の対応(中止・返金・別日程への振り替えが可能かなど)は、予約時に主催会社へ確認しておくと安心です。
2日目:歴史と五島の海の幸を味わう日
堂崎天主堂で教会群の歴史に触れる(午前)

五島は「教会群」で知られるエリア。堂崎天主堂では、五島のキリスト教の歴史や成り立ちを知ることができます。詳しくは堂崎天主堂の記事へ。
大瀬崎灯台からの絶景ドライブ(昼〜午後)

断崖絶壁に立つ大瀬崎灯台は、東シナ海を望む大迫力の絶景スポット。ドライブを兼ねて半日枠で訪れるのがおすすめです。詳細は大瀬崎灯台の記事へ。
市内をめぐる、もう一つの周遊ルート(午後)
高浜海水浴場・鬼岳・堂崎天主堂・大瀬崎灯台は、すでに他の記事でも紹介した福江島の定番スポット。
2泊3日ならではの余裕を活かして、市内中心部をじっくり歩くルートも組み込んでみましょう。
行き先は、時間や興味に合わせて次の2パターンから選べます。
パターンA:歴史・文化を楽しむ市内散策ルート
石田城跡の庭園、武家屋敷通り、山本二三記念館をめぐるルート。
江戸時代の面影が残る町並みと、五島出身のアニメ美術監督・山本二三氏の作品世界を、徒歩圏内でゆっくり楽しめます。
石田城本丸跡には現在、五島高等学校の校舎が建っています。
近代的なつくりの校舎とお堀・城門が同居する光景は、五島ならではです。
山本二三記念館・石田城庭園については、今後別記事でさらに詳しく紹介予定です。
パターンB:市内から気軽に行けるビーチルート

市内からほど近い香珠子(こうじゅし)海水浴場へ。
高浜ほど大々的ではありませんが、その分静かで、ふらっと立ち寄れる距離感が魅力です。
通年運行の路線バスに加え、夏場は福江港ターミナルから直通バスも1日数本出ているので、レンタカーがなくても行ける貴重なビーチ。
駐車場にある売店では五島の名産品のほか、夏場はかき氷やソフトクリームも販売しています。詳細は香珠子(こうじゅし)海水浴場の記事へ。
こうじゅし海水浴場は、夏期でも水曜日が施設定休日です。この日はシャワー・トイレが使えないほか、直通バスも運休になるため注意してください。
雨の日は鐙瀬(あぶんぜ)ビジターセンターも選択肢に

あいにくの雨で屋外観光が厳しい場合は、鐙瀬ビジターセンターがおすすめです。五島の成り立ちや暮らしを学べる展示に加え、子ども向けの工作体験、海を望むビューラウンジもあり、雨天でも快適に過ごせます。詳しくは鐙瀬ビジターセンター完全ガイドをご覧ください。
夜はいけす割烹心誠で魚料理(夜)
2日目の夜は、いけす割烹心誠へ。
福江港から徒歩10分ほどの場所にあり、五島近海で獲れた新鮮な魚介類を活かした料理が自慢。
店内のいけすで活かした魚を使った活造りのほか、刺身盛り合わせ(3,300円~)や、五島名物「箱ふぐの味噌焼き」(2,600円~)なども味わえます。
人気店のため、事前の電話予約がおすすめです。
この日はもう運転の予定がないので、五島の地酒と一緒にゆっくり味わうのもおすすめです。
- 住所:長崎県五島市福江町10-5
- 電話:0959-74-3552
- 営業時間:11:30〜13:30 / 17:00〜22:00(定休日は水曜とする情報と不定休とする情報があるため、訪問前に電話等で要確認)
3日目:海上体験とお土産探しの日
グラスボートで五島の海中世界を覗く(午前)

最終日は、船底がガラス張りになったグラスボートに乗って、五島の透明度の高い海と海中の様子を楽しみます。筆者の体験レポートはVELTRAグラスボート体験記へ。
五島うどん・ゴトジンなどお土産の最終チェック(昼前)

帰る前に、お土産を最終チェック。五島うどんやゴトジン(五島産のクラフトジン)など、定番から個性派まで揃います。
帰路につく(午後)
レンタカーを返却し、フェリーまたは飛行機で帰路へ。アクセス方法はこちらで再確認できます。
よくある質問
2泊3日だとレンタカーは何日分借りればいいですか?
到着日から出発日まで通しで借りるのがおすすめです。3日間あると、鬼岳や高浜海水浴場に加えて、大瀬崎灯台や市内散策までゆとりを持って回れます。
鬼岳ナイトツアーが雨や曇りの日はどうなりますか?
星空が見えにくい場合は中止になることがあります。中止・返金や別日程への振り替えが可能かどうかは主催会社によって異なるため、予約時に確認しておくと安心です。
1泊2日と2泊3日、どちらがおすすめですか?
定番スポットを効率よく回りたい方は1泊2日、星空ツアーやグラスボートなどの体験もじっくり楽しみたい方は2泊3日がおすすめです。
まとめ:2泊3日だからこそ味わえる五島の魅力
1泊2日では詰め込みがちな日程も、2泊3日なら鬼岳ナイトツアーやグラスボートといった「体験」を余裕を持って組み込めます。
絶景・歴史・グルメに加えて、地元でも評判の「和風レストラン望月」や「いけす割烹心誠」で、五島ならではの五島牛と海の幸をぜひ味わってみてください。














