五島列島「堂崎天主堂(堂崎教会)」の見どころは?アクセス・拝観料・所要時間を解説

堂崎天主堂

    五島列島を代表する観光スポット「堂崎天主堂(堂崎教会)」。

    赤レンガ造りの美しい外観と、潜伏キリシタンの歴史を学べる資料館があり、初めて五島を訪れる方にも人気の観光地です。

    「見学にはどれくらい時間がかかる?」

    「レンタカーは必要?」

    「鬼岳や高浜海水浴場と一緒に回れる?」

    この記事では堂崎天主堂の見どころ・アクセス・拝観料・所要時間を五島出身者がわかりやすく解説します。

    この記事でわかること
    • 堂崎天主堂の歴史と見どころ
    • 拝観料や開館時間
    • 福江港・福江空港からのアクセス方法
    • 見学に必要な所要時間
    • 周辺のおすすめ観光スポット
    • 訪問時の注意点

    これを読めば、五島列島への旅が何倍も充実しますよ。

    堂崎天主堂とは?歴史と見どころ

    奥浦湾の静かな入り江に佇む赤レンガ造りの教会「堂崎天主堂」は五島福江島を代表する聖堂です。

    なぜこの場所に建てられ、どのような歴史を歩んできたのか、その深い背景と外観・内観の見どころを分かりやすく解説します。

    なぜこの場所に建てられたのか

    江戸時代、幕府による厳しい弾圧を逃れるため、多くの潜伏キリシタンが五島列島へ移住しました。

    堂崎天主堂のある奥浦地区はキリシタンが最初に移住してきた場所であり、陸路がまだ発達していなかった時代に周囲の島々や対岸の信徒が小舟で集まりやすい穏やかな湾だったことや、宣教師が他の島々へ船で移動、布教するのに便利だったということもあり禁教令の解禁後今の場所に建てられたといわれています。

    禁教令の解除後に建てられた五島初の天主堂

    堂崎天主堂は、禁教令が解かれたあとに五島列島で最初に建てられた、歴史的にも非常に重要な赤レンガ造りの聖堂です。

    西洋のレンガ技術と日本の木工技術を融合して建設されており、内部は音が美しく響くようにリブ・ヴォールト天井(コウモリ天井)というアーチ形の木製天井となっています。

    下五島のカトリック信仰の中心地として多くの信徒が訪れ、1974年に県の指定有形文化財に指定されました。

    ステンドグラスが美しいゴシック様式の建築美

    堂崎天主堂には五島のシンボルである「椿」の花をモチーフにしたステンドグラスが用いられています。

    ステンドグラスといえばヨーロッパの大聖堂で用いられる複雑で壮大な物をイメージするかもしれませんが、堂崎教会のものは全体的に素朴で可愛らしい雰囲気です。

    ゴシック様式特有の高い天井とステンドグラスから取り入れる優しい光が、荘厳な中にも温もりのある空間を演出しています。

    キリシタン資料館で潜伏キリシタンの歴史を学べる

    堂崎天主堂ではキリスト教弾圧から現在に至るまでの信仰の歴史を様々な資料と共に一般公開しています。

    仏教徒を装うためのマリア観音(観音菩薩像を聖母マリアに見立てた像)や帳方と呼ばれる隠れキリシタンの信仰組織の指導者が代々受け継いできた太陽暦のお帳(カレンダー)、祈り(オラショ)の声が役人に漏れるのを防ぐために使ったといわれる経消しの壺などのほか、キリスト教解禁後の宣教・儀式の道具も展示されています。

    堂崎天主堂の基本情報(拝観料・開館時間)

    堂崎天主堂を訪れる前に、旅のスケジュールをスムーズに立てるための基本情報をチェックしておきましょう。

    ここでは、拝観にかかる費用や見学可能な時間帯、訪れる際の注意すべき休館日についてまとめています。

    拝観料(大人・中高生・小人)

    大人300円 中高生150円 小人100円

    開館時間と休館日の注意点

    開館時間

    通常日9:00~17:00

    夏休み期間9:00~18:00

    冬季9:00~16:00

    年末年始の12月30日〜1月3日のみ休館日となっていますが、急な天候不良や教会行事(ミサ・冠婚葬祭など)が行われる日は臨時で閉館となることもあります。

    堂崎天主堂の見学にかかる所要時間

    見学時間の目安は30〜60分

    堂崎天主堂の見学時間は30〜60分程度が目安です。

    見学内容所要時間の目安
    外観のみ見学約10〜15分
    教会と資料館を見学約30〜60分
    写真撮影や周辺散策を含む約60〜90分

    堂崎天主堂は外観だけでも十分に見応えがありますが、せっかく訪れるなら資料館もあわせて見学するのがおすすめです。潜伏キリシタンの歴史や信仰を守り続けた人々の暮らしを知ることができ、五島観光がより深く楽しめます。

    また、堂崎天主堂周辺は奥浦湾の穏やかな景色も魅力です。写真撮影や散策を楽しみたい方は、1時間ほど余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心でしょう。

    堂崎天主堂とあわせて巡りたい観光スポット

    堂崎天主堂は見学時間が30〜60分ほどのため、福江島のほかの人気観光スポットと組み合わせて巡るのがおすすめです。

    スポット車での移動時間特徴
    鬼岳約20分福江島のシンボル
    魚津ヶ崎公園約15分花と海の絶景
    高浜海水浴場約40分五島を代表する絶景ビーチ

    堂崎天主堂は見学時間が30〜60分ほどのため、鬼岳や魚津ヶ崎公園、高浜海水浴場とあわせて巡るのがおすすめです。

    鬼岳では福江島を代表する絶景を、高浜海水浴場では白い砂浜とエメラルドグリーンの海を楽しめます。

    鬼岳
    高浜海水浴場

    レンタカー利用がおすすめ

    鬼岳・堂崎天主堂・高浜海水浴場はそれぞれ離れた場所にあるため、路線バスだけで効率よく巡るのは難しいのが現実です。

    レンタカーを利用すれば移動時間を大幅に短縮できるため、1日で複数の観光スポットを巡ることができます。特に初めて五島を訪れる方や滞在時間が限られている方は、レンタカーを利用した観光がおすすめです。

    五島レンタカー

    堂崎天主堂へのアクセス方法

    堂崎天主堂は福江島の北東部に位置しており、移動手段によって行き方や所要時間が異なります。

    旅のスタイルに合わせて選べるよう、レンタカーでのアクセスと、公共の路線バスを使った行き方を詳しく紹介します。

    福江港からレンタカーで行く方法

    最もおすすめするのがレンタカーを利用する方法です。

    レンタカーを利用する場合、福江港から約20分と堂崎天主堂までほぼ1本道で信号も少なく運転しやすいです。

    県道162号線を北上し「堂崎天主堂入口」のバス停から右折、そこから800メートルほどで教会に到着します。

    バス停から教会までの道路は一部狭い区間もあるので運転の際は対向車に注意しましょう。

    福江空港からレンタカーで行く方法

    空港から堂崎天主堂まではレンタカーで約30分かかります。

    空港周辺にはレンタカー会社の営業所や送迎サービスを行っている会社があり、事前に予約しておくことで空港到着後スムーズにレンタカーを借りられます。

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    路線バスで行く方法

    公共交通機関を利用する場合は島内で運行されている五島バスを利用しましょう。

    五島バスの始発停留所は福江港ターミナルの敷地内にあり、戸岐・観音平線に乗車します。

    乗車時間は約20分、「堂崎天主堂入口」で降車し、そこから大人の足で10分ほど歩くと教会につきます。

    「福江」~「堂崎天主堂入口」料金

    大人片道440円
    小児片道220円

    本数が限られていますので、正直かなり不便です。

    堂崎天主堂に限らず、五島福江島の移動ではレンタカーの利用を強くおすすめします。

    もしもバスを利用する場合は帰りの時間をきちんと把握し乗り遅れることがないようにしましょう。

    駐車場情報について

    堂崎天主堂には無料の駐車場があり、レンタカーを利用する方にも安心です。

    駐車場に公衆トイレも設置されています。

    教会内にもトイレはありますが、教会の関係者や信者の方の利用するトイレですのでなるべくこちらのトイレを利用しましょう。

    教会の形をしたかわいい建物です。

    堂崎天主堂に来たら立ち寄りたいお店

    堂崎天主堂は30分~60分と比較的短時間で見学できるので、もしも時間が許すのであればぜひ立ち寄ってほしいお店を紹介します。

    BABYQOO(ベイビークー)

    堂崎天主堂の隣にあるテイクアウトのお店。

    長崎名物のチリンチリンアイスやコーヒーなどを販売しています。

    穏やかな奥浦湾を眺めながら癒しのひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

    営業時間9:00~17:00(不定休)

    巡礼カフェOratio(オラショ)

    「堂崎マドレーヌ」で有名なお店です。

    現在はテイクアウトのみ営業しており、五島産の椿油や塩を加えて作られたマドレーヌを販売しています。

    プレーンだけでなくチョコレート味やブルーベリー味など種類が豊富でどれを買うかきっと迷ってしまいますよ。

    小腹がすいたらぜひ食べてみてください。

    ちなみに駐車場の端にマドレーヌの自販機が設置されているので、お店が休みの時はこちらを利用すると良いでしょう。

    堂崎天主堂を訪れる際の注意点とマナー

    堂崎天主堂は五島でも有数の観光地ですが、同時に地元の方たちの大切な信仰の場でもあります。

    訪れた際にはマナーを守り、敬意をもって行動しましょう。

    教会内部は撮影禁止

    教会内は美しいステンドグラスやゴシック様式の内装、キリシタン歴史資料館に展示されている資料や道具などを写真に収めたいと思うかもしれませんが教会内は撮影禁止となっています。

    ルールを守り写真撮影は我慢しましょう。

    信仰の場としてのマナー

    教会内ではなるべく小さな声で話し、携帯電話はマナーモードに設定します。

    教会中では帽子を脱ぐこと、祭壇や柵の中、2階部分の立入禁止エリアに入らないこと、祭礼品や装飾にむやみに手を触れないことなど基本的なマナーを守りましょう。

    当然ながら敷地内や教会内で飲食・喫煙は禁止となっています。

    堂崎天主堂に関するよくある質問

    堂崎天主堂の見学時間はどれくらいですか?

    堂崎天主堂の見学時間は30〜60分程度が目安です。外観のみ見学する場合は10〜15分ほどですが、教会内部やキリシタン歴史資料館をじっくり見学する場合は1時間ほど見ておくと安心です。

    鬼岳や高浜海水浴場とあわせて巡る場合は、半日〜1日の観光コースとして計画すると効率よく回れます。

    堂崎天主堂は予約が必要ですか?

    個人で見学する場合は予約不要です。ただし、教会行事や冠婚葬祭などが行われる日は臨時で見学できない場合があります。旅行前には最新情報を確認しておくと安心です。

    堂崎天主堂には駐車場がありますか?

    無料駐車場があります。駐車スペースも十分に確保されているため、レンタカーを利用して訪れる方でも安心です。福江港からは車で約20分、福江空港からは約30分で到着します。

    堂崎天主堂はレンタカーなしでも行けますか?

    路線バスでもアクセスできます。ただし、本数が限られているため、鬼岳や高浜海水浴場などの観光スポットも巡りたい方にはレンタカーがおすすめです。
    レンタカーなら移動時間を短縮でき、自分のペースで福江島観光を楽しめます。

    教会内部の写真撮影はできますか?

    外観や敷地内の撮影は可能ですが、教会内部は撮影禁止です。
    堂崎天主堂は観光地であると同時に、地元の方々にとって大切な信仰の場でもあります。ルールを守り、静かに見学しましょう。

    まとめ|堂崎天主堂で五島列島の歴史と文化に触れよう

    この記事では五島福江島を代表する教会である「堂崎天主堂」について解説しました。

    記事の振り返り
    • 堂崎天主堂は赤レンガ造りが美しい、五島列島を代表する歴史的な教会
    • 潜伏キリシタンの歴史を学べる資料館があり、見学時間は30〜60分ほど
    • 福江港から車で約20分、福江空港から約30分でアクセスできる
    • 路線バスでも行けるが、本数が少ないためレンタカー利用がおすすめ
    • 鬼岳や高浜海水浴場など、福江島の人気観光スポットとあわせて巡ると五島観光をより楽しめる

    堂崎天主堂は、五島列島の歴史や信仰文化を知るうえで欠かせない観光スポットです。
    初めて五島を訪れる方は、鬼岳や高浜海水浴場とあわせて巡り、五島ならではの景色や文化をぜひ満喫してください。

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