小学生の頃から、友達と泳ぐといえば、だいたいここでした。六方(むかた)海水浴場です。「ろっぽう」ではなく、「むかた」と読みます。
家から自転車で15分。夏休みはもちろん、学校の帰りにふらっと立ち寄ることもありました。
観光客はほとんど来ません。地元の人しか知らないような、小さな海水浴場です。香珠子海水浴場よりもさらに人が少なくて、静か。
福江港から車で10分ほどなのに、のんびりした時間が流れています。
遠浅で波も穏やかで、砂浜にはヤドカリがたくさん。隅の岩場に行くと、エビやカニもいます。
売店もロッカーもない、ちょっと不便な海水浴場です。でも、それも含めて「地元の海」。
この記事では、行き方と設備、行く前の注意点を、正直にまとめました。
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六方海水浴場の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開設期間 | 2026年は7月18日(土)〜8月23日(日) |
| 時間 | 9:00〜17:00 |
| 福江港から | 車で約10分、バスで10分程度 |
| 駐車場 | 7台程度(海の少し手前の草むら) |
| 設備 | 更衣室(無料)、野外シャワー(冷水のみ)、トイレ(海開き期間中)、自販機(少し離れたところ) |
| ないもの | 売店、ロッカー |
どんな海水浴場?

遠浅で、波は比較的穏やかです。高浜海水浴場には負けるけれど、静かで美しい海です。
ヤドカリ、カニ、エビ、小魚がいっぱい
砂浜にはヤドカリがたくさんいます。海水浴場の隅にある岩場に行くと、モエビやカニ、小魚も見られます。

子どもが夢中になる、生き物探しにぴったりの場所です。観察して楽しんだら、生き物は元の場所に戻してあげてくださいね。
六方海水浴場へのアクセス
バスで行く
福江港ターミナルのすぐそばにある、始発のバス停「福江」から、五島バスの「戸岐・観音平線」に乗ります。降りるのは「六方(むかた)」バス停です。
- 所要時間:バスで10分程度
- 運賃:大人片道290円。小学生は半額。小学生未満は、大人1名につき1名まで無料(2人目以降は小児運賃)
- バス停から海水浴場までは、徒歩約600m
- バス停から海水浴場までの道では、フナムシを見かけることがあります
海水浴シーズン(9:00〜17:00)に使いやすい便
| 行き | 福江発 | 六方着 |
|---|---|---|
| ① | 8:10 | 8:17 |
| ② | 10:20 | 10:27 |
| ③ | 13:10 | 13:16 |
| ④ | 15:10 | 15:17 |
| 帰り | 六方発 | 福江着 |
|---|---|---|
| ① | 8:49 | 9:02 |
| ② | 10:59 | 11:12 |
| ③ | 14:28 | 14:40 |
| ④ | 15:49 | 16:02 |
| ⑤ | 18:14 | 18:26 |
上の便は、毎日運行しています。ほかにも、早朝や夕方以降の便がありますが、土日祝や、春・夏・冬休み期間は運休になる便があります。
一日の本数が少ないので、帰りの時刻を先に決めてから出かけるのがおすすめです。15:49を逃すと、次は18:14まで待つことになります。
時刻は、五島バスの公式ホームページの時刻表をもとにしています。変更されることがあるので、行く前に最新の時刻をご確認ください。【2026年10月確認】
モデルプラン(バスで行く場合)
- 午前から昼まで:10:27に着 → 14:40に福江着の便で帰る(14:28に六方発)
- 午後ゆっくり:13:16に着 → 15:49のバスで帰る(約2時間半)
- しっかり遊ぶ:10:27に着 → 15:49のバスで帰る(約5時間)
どのプランも、バス停から海水浴場までの往復(各600m)の時間を見ておいてください。
車で行く
福江港から約10分です。駐車場は7台程度で、海の少し手前の草むらが駐車場になっています。
看板が出ています

台数が少ないので、早めの時間に行くのがおすすめです。
| 方法 | おすすめな人 | 注意点 |
|---|---|---|
| バス | 車がない人 | 本数が少ない、バス停から徒歩約600m |
| 車 | 荷物が多い人、小さな子ども連れ | 駐車場は7台程度 |
海水浴場だけならバスで十分行けますが、ほかの観光地も回りたい方には、レンタカーがおすすめです。
行く前に知っておきたい注意点
- 干潮のとき、泳げる範囲がかなり狭くなります。 遠浅の海岸なので、潮の時間を見て計画するのがおすすめです
干潮時の様子

- シャワーは外にある冷水のみ。遊泳時間が終わると、水も止まります
- 更衣室は無料ですが、ロッカーはありません。 貴重品の管理には気をつけてください。地元の人間は防波堤付近の泳いでいても見える場所や木陰になっている所に荷物を置くことが多いです。
- 売店はありません。自販機はありますが 食べ物が必要な場合は、事前に用意しましょう。
- 海水浴場までの道中に、フナムシがたくさんいることがあります。 地元では「アマメ」と呼んでいます。見た目がゴキブリに似ているので、苦手な人は注意してください。基本的に、人に害を与える生き物ではありません。
- 波が穏やかなためか浅瀬でよく「ゴンズイ玉」を発見します。ゴンズイは海水性のナマズの仲間で背ビレと胸ビレに毒があります。ゴンズイの稚魚が外敵から身を守るために集まって泳いでいる状態がゴンズイ玉です。見つけても決して捕まえたり、触らないようにしましょう。とはいっても臆病な魚なので向こうから近づいてくることなどはなく、むしろ人間ががそばに来ると逃げていきます。筆者はこれまでに泳いでいて刺されたことは1回もありません。
海のすぐそばに、オーベルジュホテルもあります
六方海水浴場のすぐそばには、「HOTEL 87r(ホテルハチナナアール)」というホテルがあります。1日2組限定のオーベルジュホテルです。
オーベルジュは、食事を楽しむことを目的にした宿のこと。静かな六方の海のそばで、のんびり過ごしたい方の宿泊先にもなりそうです。
気になる方は楽天トラベルでチェックしてみてください。
こんな人には六方海水浴場がおすすめです
- 静かな海で、ゆっくり過ごしたい人
- 子どもに、生き物遊びをさせたい人(ヤドカリ、カニ、エビ、小魚)
- 観光客の少ない、地元の雰囲気を味わいたい人
逆に、売店や設備が充実した海水浴場がいい人は、香珠子海水浴場や高浜海水浴場のほうが合うかもしれません。
まとめ:静かな海を楽しみたい方には六方海水浴場がおすすめ
六方海水浴場は、売店もロッカーもない、ちょっと不便な海水浴場です。でも、遠浅で波が穏やか、ヤドカリやカニに会える、静かな「地元の海」です。
福江港からは、車でも、バスでも、10分程度。バスの本数は少ないので、帰りの時刻を決めてから行くのがおすすめです。干潮の時間と、飲み物の準備も忘れずに。
高浜海水浴場、香珠子海水浴場と、ぜひ、福江島の海を楽しんでくださいね。

























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