福岡から五島に行こうと考えた際、真っ先に思い浮かぶ移動手段は飛行機ではないでしょうか?福岡空港は車でも電車でも行きやすいし、何より飛行機は早い!五島までたったの45分!
たしかに飛行機は本当に快適で速いんですが・・・高い!
飛行機が高くなる夏休みシーズンに家族連れで往復チケットを予約しようとすると・・・
えっ??マジで?なんか間違ってないよね?となります。
実際「福岡から五島まで行きたいけど、飛行機は高いな…もう少し安く五島まで行く方法はないのかな…」そう思っている方も多いはず。
そんな方におすすめの移動手段があります!
それは博多港から夜行フェリーを利用して五島まで行くというもの!
この記事では福岡と五島を結ぶ太古フェリーについて、博多発五島福江行の下り便を実際に利用した感想などを交えながら説明していきます。
乗船当日の流れや注意点なども含めて説明するので、この記事を読めば初めての方でも安心してフェリーに乗ることができるようになりますよ!
太古フェリーとは?
太古フェリーは野母商船が運行する博多と五島列島を結ぶ唯一の定期フェリーです。
今回紹介する博多から五島へ向かう下り便は最終目的地の五島福江港まで宇久港、小値賀港、青方港、奈留港の各港に寄港しながら進む夜行フェリーです。

引用:太古 博多~五島を結ぶフェリー |野母商船 博多~五島を結ぶ定期フェリー
https://www.nomo.co.jp/ta
23:45に出発するので、福岡在住の方ならその日の仕事が終わってからでも余裕をもって乗船することができ、寝ている間に五島福江港に到着します!
五島福江島から博多へ向かう上り便は指定客室料金が安くなりますが、日中の移動となる為よほど時間のある方にしかおすすめできません。
太古フェリーの時刻表と料金は以下の通り。
- 博多港➡五島福江港行(下り便)
| 出発 | 到着 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 23:45 | 8:15 | 約8時間30分 |
- 片道料金
・大人料金 4,930円
・小人料金 2,470円
小学生までは大人料金の半額、未就学児(幼児)であれば大人1人当たり1名無料となります!
子連れにはうれしいサービスですね!
移動に約8時間30分かかりますが、飛行機に比べて旅費が安くすむことに加えて早朝に五島福江島に到着する為、朝から1日を余すことなく観光やレジャーに使えるのが最大のメリットといえます!
客室の種類
太古フェリーでは追加料金を払うことで客室のグレードアップが可能です。
追加料金のいらないスタンダード客室は雑魚寝スタイルで、乗船後に自分でスペースを確保する必要があります。
一人旅なら安さで選ぶのもありですが、流石に家族連れで雑魚寝は厳しいです。
周りが気になる方や家族連れの方は指定客室料金を払うことでより快適に移動することができるので、事前に予約しておきましょう!
・スタンダード
追加料金必要なしだが大部屋の雑魚寝スタイル。女性専用エリアあり。
・グリーン寝台
追加料金+2,200円。計54席。1人の空間が確保できる、カプセルホテルスタイル。女性専用エリアあり。
・グリーン和室
追加料金+1,500円。1部屋定員7名×3部屋。指定席のある大部屋。女性専用エリアあり
・ツイン
追加料金+5,200円。定員2名×16室。完全個室。
・ファミリー
追加料金+9,600円。定員4名×2室。完全個室。家族向け。
・スイート
追加料金+17,600円。定員4名×1室。トイレ・シャワー完備の最高級客室。
※上記は下り料金です。
家族連れの方におすすめなのはファミリー客室
私と妻と娘(5歳)の3人で実際にファミリー客室を予約して宿泊しましたが、非常に快適でした!
部屋はこんな感じ

ツインの部屋と迷いましたが広々使えるファミリータイプの部屋にして正解でした。
さすがに気密性や防音性などホテルにはかないません。
部屋の前を人が通ったり、しゃべったりしている人がいると気になるといえば気になります。
それでも他人の目を気にする必要がないし、船の中で宿泊するという非日常を味わえるワクワク感もあり、5歳の娘もとても楽しんでいましたよ!
ビジネスホテルや旅館に泊まっている感覚で、家族でお菓子を食べたりして楽しい時間が過ごせました。
部屋の中には4人分のマットレスと枕と毛布のほかにテレビ、エアコン、コンセントもあります。
3人家族でも十分な広さがあるので五島福江島まで快適な旅を楽しむことができます。
明け方には部屋から朝日や五島の島々を見ることもできますが、窓ガラスは海水をかぶって汚れているので、きれいな朝日を見たければラウンジや甲板へ行くのがおすすめ!
ちなみに3人家族(1名未就学児)だと料金はこうなります。
大人2名:4,930円×2=9,860円
未就学児(5歳):0円
ファミリー客室:9,600円
合計:19,460円
最も料金が高くなるハイシーズンの福岡ー五島間の飛行機料金は大人片道20,000円程かかるので、それを考えるとかなりの節約になりました!
太古フェリーの予約は電話予約のほか公式ホームページからも乗船日の1ヶ月前からWEB予約が可能です。
※ファミリータイプの客室は2部屋限定ですので、予約はお早めに!
人数や客室を選択し、実際にいくらになるのかシュミレーションを行うこともできるので自分にあったプランを立てることが出来て非常に便利ですよ!
乗船当日の流れ
太古フェリーへの乗船手続きは、ベイサイドプレイス内の博多ふ頭第2ターミナルの2階窓口で行います。
※博多ふ頭には第1ターミナルもあるので間違えないように注意!
乗船開始は21時45分からです。
遅くとも出航30分前の23時15分には乗船を完了させましょう。
ターミナル待合室の端に売店があるので乗船前にお土産やお酒、おつまみ等も購入できます。
ただし現金のみのお店となりますので必要な方は現金の準備を!
窓口でもらった乗船券をフェリーの乗船口でスタッフの方に渡し半券を貰います。この半券は船を降りる際に必要となりますので無くさないよう注意してくださいね。
指定客室を予約の方は船内入ってすぐのカウンターでスタッフの方にカギをもらい、説明を受けて、そのまま指定客室に入ることができます。
車を利用する方は博多ポートタワーの下にあるベイサイド第1駐車場が第2ターミナルに近くて便利ですよ!
ベイサイド第1駐車場 駐車台数200台 24時間最大2000円
船内設備
船内の設備は以下の通りです。
・自販機
ドリンク、お酒、カップラーメン、アイス、おつまみなどを販売。
24時以降はお酒の購入ができないので注意。
・シャワー
無料のシャワーが男性、女性専用がそれぞれ2つ設置。
時間によっては混み合うので待ち時間が発生する可能性があり。ドライヤーあり。
・トイレ
清潔感のあるとてもきれいなトイレ。
・ゲームコーナー
スロットが並んでいるだけなので子供が楽しめるようなものはありません。
・キッズルーム(開放時間:7:00~17:50、21:45~23:30)
子どもが自由に遊べるエリア。時化の際は閉鎖されることもあるそうです。
・リラックスルーム
有料のマッサージチェアあり。朝日を見ながらゆったりできます。
・売店
太古フェリー限定グッズやお土産を販売。
22時ごろ乗船し子供がキッズルームに行きたいというので連れて行きました。

夜だからなのか分かりませんが、遊具などはなく棚の中に絵本があるだけ。
床は柔らかい素材でできているので身体を動かす遊びはできそうでした!
注意点
太古フェリーを利用するうえで、実際に乗ってみて感じた注意点をまとめています。
参考にしてもらえればと思います。
船内に酔い止めは売っていない
太古フェリーには特殊な横揺れ軽減装置がついているので、通常の船よりも揺れは少ないですが外洋に出ればその日の天候次第で揺れることもあります。心配な方は事前に酔い止めを準備しておきましょう!
また酔い止めに限らず、船内の自販機コーナーにはカップラーメンや軽食、アイスしかないので他に食料品が必要な方は乗船前に購入をおススメします。
ターミナル前にコンビニ(ファミリーマート)もありますよ!
朝方、港に寄るのたびに目が覚める
太古フェリーは五島福江港に着くまでに、宇久港、小値賀港、青方港、奈留港に寄港します。
航行中は気になりませんが、接岸する際に「ゴゴゴゴッ…」というそれなりに大きな音と振動、さらに港に到着したことを知らせる船内放送が流れます。
人にもよりますが、博多港から五島福江港まで一回も起きずに熟睡というのは難しいと思います。
実際、自分や妻は毎回港によるたびに目が覚めてしまいました。
少しでも快適に過ごしたいなら指定客室の予約必須
追加料金のいらないスタンダード客室は、安いかわりに自分で横になるスペースを確保する必要があるうえに、周りは当然知らない人。
一応女性専用エリアや貴重品を入れておく鍵付きのロッカーもありますが、それでも安心して眠れるかというと正直難しいところです。
さらに福江島に到着するまで各島々で降りる人がいますので、周りの方が降りる準備を行う音なども気になるかもしれません。
周りに人がいる状態が落ち着かないという方、プライバシーを確保して少しでも快適に過ごしたいという方ははじめから指定客室の予約しましょう!
子連れの家族旅行であれば個室の予約は必須ですよ!
夏休み期間、お盆、年末年始などの繁忙期は非常に混雑するので早めの予約をおすすめします。
まとめ:下り便だけなら福岡から五島まで太古フェリー利用するのもあり!
この記事では福岡と五島列島を結ぶ太古フェリーについて説明しました。
・移動に時間はかかるが飛行機に比べ旅費を安く抑えることができる
・夜遅い時間に出発するためその日の仕事が終わってからでも余裕をもって乗船できる
・早朝に五島福江島に着くので朝から1日を通して観光、レジャーに時間を使える
・移動時間を快適に過ごしたいのであれば追加料金を払って指定客室を予約する
実際に太古フェリーを利用して土日の休みを利用して五島に旅行を計画した場合
金曜の夜に乗船、土曜日の朝に五島福江島に到着
土曜日の朝から1日観光やレジャーを行い1日目終了
日曜日に再び観光やレジャーを行い、夕方の飛行機で福岡空港に帰る
という流れで旅費を節約しつつ、時間いっぱい五島を満喫することができますよ!
福岡から少しでも旅費を節約して五島福江島に行きたいという方は太古フェリーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。






・福岡近郊に住んでいる
・旅費を節約したい
・観光、レジャーを時間いっぱい楽しみたい